2008年10月23日

救急医療問題と報道の仕方に関する疑問

妊娠中に脳内出血を起こした東京都内の女性(36)が都立墨東病院など7病院に受け入れを断られた後に死亡した問題

Yahoo!ニュース「<妊婦死亡>産科医「頭部疾患伝えた」

 今回、妊娠中の方が脳内出血を起こし、7病院に受け入れを断られた後に最終的に死亡してしまうという出来事に対しての報道を見て、感じたことがあったので、ここにメモしておこうと思います。


 まず、最初にちゃんと見た報道はフジTVの朝8時からやっている小倉さんの番組でしたが、TVを見た感想としては

・1時間20分も救急車にいて、受け入れ先が決まらないなんて、いったいどうなっているんだ。
・墨東病院は救急センターなのになんで受け入れなかったんだ。

TVの報道を見て感じたことは上記のようなことでした。

しかし、同時に感じたことは

・1時間20分待たされなかったら妊婦の方は助かったのか?
・救急車からの連絡時に脳内出血の可能性があることは具体的にどのように伝えられたのか?
・コメンテーターの方が根本的に問題があるようなことを言っていたが、現状を改善する方法は具体的に何か無いのか?


 このようなニュースがある度にいつも思うのですが、TVや新聞等の報道関係者は報道することの影響度というのを真剣に考え、報道内容や発言に責任を持って頂きたいと感じています。

 今回の出来事に対する一部のニュースや報道を見ると、中には

「救急医療センターなのに墨東病院は受け入れを拒否するなんて酷い病院だ。」

と感じてしまう人がたくさんいるのではないかと心配になりました。

 実は今年、父にガンが見つかり、病院で手術、入院治療を受けました。

 身近な者の入院が初めてだったのですが、病院で対応していただくお医者さんや看護士の方々がとても親切で、大変お世話になり、とても大変な仕事なのに頑張っている方がたくさんいると感じ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 今回のTVでのニュースを見た後にインターネットで関係するニュース記事を見てみました。

(ここからニュース記事の一部抜粋)
 塩野医師は「脳内出血を疑ったからこそ、脳神経外科と産科のある病院に連絡をした。ただ、電話で『脳出血』とは言っておらず、伝え方が悪かったかと言われれば真しに受け止めるが、頭部に疾患があることは伝えた。急いでいる状態を察していただきたかった」と話した。
(ここまでニュース記事の一部抜粋)

 TVや新聞の報道ではいつも結果論で報道されるので、ひじょうに違和感を感じることが多いです。

 今回の出来事も「結果として」脳内出血で亡くなってしまいましたが、救急車で搬送された時点でどれだけの人が「脳内出血」と判断できたのでしょうか?

(ここからニュース記事の一部抜粋)
塩野医師によると、女性は初めての妊娠で定期的に検診を受け、妊娠35週と4日目だった。4日午後6時に夫から「下痢とおう吐があり、食中毒かもしれない」と電話があり、救急車で来院するよう伝えた。救急車は同52分に医院に到着し、夫は「自宅に救急車が着く直前に『頭が痛い』との訴えがあった」と話し、本人も頭痛を訴えたという。

 採血と超音波で妊娠によるトラブルがないことを確認したが、頭痛が尋常ではなかったため、電話で墨東病院に受け入れを要請。詳しい症状を伝えたが「1人当直なので受け入れられません」と断られたという。
(ここまでニュース記事の一部抜粋) 
 上記の内容を見ると「詳しい症状を伝えた・・・」とありますが、
最終的には「電話で『脳出血』とは言っておらず、・・・」とありました。

 上記のことから判断すると夫が最初に思った「下痢とおう吐があり、食中毒かもしれない」という情報が伝わっていたとすると当直が一人しかいない(本来二人いなければいけないという問題はまた別な議論として)墨東病院側が他の救急対応に備える為に受け入れを拒否することは現実的な対応ではなかったのかな、と思いました。

 結果論としては、かかりつけの医師の方も言っている様に「伝え方が悪かったかと言われれば真しに受け止める」とあるように、「あの時、もっとああすればよかった、こうすれば良かった」というのは今回の件だけではなく、日常生活の中でもたくさんあると思います。

 今回、ここで自分が言いたいことは最近のTVや新聞の報道で感じることとして、
「何か事件、出来事が起きた後で批判、批評することは簡単だけど、コメントする人はどれだけ、その時の状況とそれまでの事情が分かっているのだろうか?」
ということです。

 あまりにももっともらしく、無責任に批判のみするコメンテーターや報道関係者が多いのではないか、と感じています。

 批判、批評は大事なことだと思いますが、では改善する為に具体的にどうしたらいいのか、今後より良くしていくためにどうしたらいいのかを論じて頂きたいと思います。

自分も無責任な、いち視聴者ですが、気になる情報については調べられることは調べて、今後の改善できるようなことがあれば、前向きな意見を少しでも述べられたらと思いました。

取り急ぎ、感じたことをメモしました。

下記はTVを見ていた時のメモです。
(ここからメモ)
東京ER
周産期医療センター 東京に22ある
 常時二人の産科医
墨東病院

「たらい回し」という表現
救急医療という問題

こんなことじゃだめでしょう。
→ではどうしたらよいのか?

救えるはずの命が救えるのなら

月50万円の給料の墨東病院 

一秒でも早くなんとかして欲しい

(ここまでメモ)
ラベル:救急医療 報道
posted by ssmakoto at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 救急医療問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。